八幡通り歯科マガジン ひみこのはがいーぜ

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  • ひみこのはがいーぜ「噛むスポプロジェクト」ってご存じですか? 
    昨年9月から株式会社ロッテが本格始動したプロジェクトで、アスリートやスポーツを楽しむ多くの人に『噛むこと』が『運動』にもたらす多くの効果について情報発信しています。

    日本中が熱狂したWBC(World Baseball Classic)でも、各国選手の多くがガムを噛んでいるのに気づかれた方も多いのではないでしょうか。

    『噛むこと』はリラックスしたり、集中力を高めたりする効果の他に、運動パフォーマンスの向上にも大きな効果が期待できます。
    今号では『噛むこと』で得られるたくさんの効果についてご紹介します。

  • よく噛んで食べよう

    「ひみこのはがいーぜ」

    ご存じない方はなんのことかと首をかしげるかもしれませんが、これは学校食事研究会によって作成された噛む効果の頭文字をとって作られた標語です。

    邪馬台国卑弥呼の時代はよく噛んでいた!

    邪馬台国の女王卑弥呼が生きていた時代の人々は、1回の食事当たりで3990回も噛んでいたそうです。
    現代人の平均咀嚼回数が620回ですから、約6倍も咀嚼していたことになります。

    食べ物を咀嚼する(噛む)ということは、食べ物を消化しやすいように噛み砕くだけでなく、体全体を活性化させるとても重要な働きを持っています。

     

    ひ
    :肥満予防

    よく噛まずに早食いすると、脳の満腹中枢が働く前にたくさん食べてしまい、肥満へとつながります。
    しかし、よく噛んで食べることによって満腹中枢が刺激され、満腹感を感じるので食べ過ぎを防いでくれます。

    み
    :味覚の発達

    子どもの味覚が発達

    食べ物は噛めば噛むほどおいしさを感じ、食べ物のおいしさや本来の味がよくわかるようになります。
    普段の料理も薄味にして、素材本来の味を味わうように心がけましょう。

    こ
    :言葉の発音がしっかり

    よく噛んで食べることにより顎の筋肉が発達し、しっかりした発音の話し方になります。
    また表情筋も鍛えられ、豊かな表情が生まれます。

    の
    :脳の発達

    子どもの脳が発達

    噛むことは脳細胞を活性化させる運動でもあります。食べ物を口に入れると、歯や舌が刺激を受けて脳にその様子を送ります。その情報をもとに脳から「強く噛め」や「弱く噛め」などの指令が出ます。
    ですので、食べ物を噛んでいる時は脳が活性化しています。

    よく噛むことは子供の知育を助け、高齢者の認知症の予防にもなります。

    は
    :歯の病気予防

    よく噛むことで唾液がたくさん分泌され、お口の中を掃除します。
    この時出る唾液の作用で虫歯菌の増殖を押さえたり、虫歯になりかかった歯の表面を元に戻したりしてくれます。

    また、歯茎を鍛える効果もあるので歯周病の予防にもなります。

    が
    :がん予防

    がんのもととなる発がん物質はさまざまな食べ物に含まれていますが、唾液に含まれる酵素に発がん作用を抑制する働きがあると言われています。
    よく噛むと同時に、バランスの良い食事を摂ることも大切です。

    い
    :胃腸の働きを促進

    胃腸の働きを促進

    よく噛むと消化酵素がたくさん分泌されます。
    また、食べ物が細かく砕かれることで、胃腸にあまり負担をかけずに消化されるので、胃腸の調子もよくなります。

    逆に食べ物があまり咀嚼されないと胃腸に負担がかかり、胃腸障害の原因となりますので注意しましょう。

    ぜ
    :全身の体力向上と全力投球

    人は力を入れたい時に無意識に歯を食いしばります。
    丈夫な歯でなければ噛みしめることができず、力を出すことができません。食いしばると全身に力が加わり、パフォーマンスを発揮することができます。

  • 『顎力』は『学力』

    学校食事研究会では、噛まない子の6戒 【やわながくりょく】という標語も作っています。

    「や」…やわらかいものばかり食べる

    「わ」…和食を食べない

    「な」…ながら食べをする

    「が」…ガツガツ食べる

    「く」…食い物を流し込むように食べる

    「りょく」…緑黄色野菜を食べない

    「やわな顎力」で「やわな学力」になってしまわないように、しっかり噛む習慣をつけましょう!

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